直腸がんで手術ができないケースはありますか?
がんが切除不可能と判断され、手術ができない場合もあります。
進行している直腸がんでは、手術できない場合もあります。
直腸がんの治療では、がんを切除できると判断された場合には手術が行われます。
手術が行えるかを判断するうえで、最も重要なのは病気の広がりです。病気が大腸の粘膜内に留まっていると考えられる場合には、内視鏡での切除が行われます。
病変が粘膜を超え、より深く浸潤している場合には、外科手術が検討されます。
手術が難しいのは多数の遠隔転移があり、病変すべてを切除することが困難と考えられる場合です。肝転移や肺転移が多数ある場合などには、外科手術はできないことが多いです。
手術が難しい場合には、抗がん剤治療など、そのほかの治療法を検討します。
その他に、患者さんの年齢や持病から、全身麻酔の手術に体が耐えられないという場合にも、外科手術以外の治療法を検討します。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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