直腸がんの症状別に余命(生存率)は異なりますか?
一般的に、症状だけで余命を判断することはありません。
一般的に、症状だけで余命を判断することはありません。病気の広がりや周囲への影響、患者さんの持病や年齢などを加味し総合的に判断します。
ひとつの目安として、病期(ステージ)別での生存率のデータがあります。ステージは0期〜Ⅳ期まであり、がんの深さやリンパ節転移・遠隔転移の有無によって決まります。
2014~2015年のデータでは、5年生存率は、
- Ⅰ期:84.7%
- Ⅱ期:77.0%
- Ⅲ期:68.8%
- Ⅳ期:21.7%
となっています。
直腸がん(大腸がん)では、早期の段階では自覚症状はほとんどありません。初期症状としては血便や下血などがあり、がんが進行すると、出血による貧血の症状(めまいなど)、腸が狭くなることによる便秘や下痢などの症状が起こる場合があります。
診断には、下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)が重要です。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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