低身長症と男性ホルモンは関係ありますか?
低身長と男性ホルモン、特にテストステロンの間には大きな関係があります。
男性ホルモン、特にテストステロンは、思春期における成長と身長の発達に重要な役割を果たします。
これらのホルモンの不均衡は、成長の急増、骨の発達、思春期のタイミングに影響を及ぼし、低身長につながる可能性があります。
テストステロンは、骨の成長と身長の伸びに不可欠な成長ホルモン(GH)とインスリン様成長因子-1(IGF-1)の生成を刺激します。
思春期には、テストステロンがGHとIGF-1のレベルを上昇させ、急成長を引き起こします。
テストステロンのレベルが低すぎると、成長ホルモンの生成も不十分になり、身長が低くなる可能性があります。
また、テストステロンは骨の成長を助けるだけでなく、長骨の成長板(骨端線)の閉鎖に関与しています。
テストステロンのレベルが早い時期に高くなりすぎると、成長板が早めに閉じてしまい、最終的な身長が低くなってしまいます。
宮城県立こども病院 小児科
谷河 翠 監修
(参考文献)
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