低身長症はホルモン検査でわかりますか?
ホルモン検査だけでは低身長を診断することはできません。低身長の定義は身長計測によるものです。
ホルモン検査だけでは低身長を診断することはできません。
- 成長曲線(身長および成長率)
- 骨年齢(レントゲン検査)
- 家族歴
- 栄養評価
必要に応じて遺伝子検査など、他の評価方法も必要です。
評価の一環として、成長ホルモン(GH)刺激試験により体が十分な成長ホルモンを生産しているかどうかを確認するほか、成長ホルモンの働きを反映するインスリン様成長因子-1 (IGF-1) や IGF 結合タンパク質-3 (IGFBP-3)、甲状腺ホルモン、コルチゾール、性ホルモンなどが評価されます。
ホルモン検査は、低身長を評価する要素の ひとつにすぎません。また、検査結果は他の所見と併せて解釈する必要があります。
宮城県立こども病院 小児科
谷河 翠 監修
(参考文献)
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