クラミジアの検査結果の見方を教えてください。
「陽性(+)」ならクラミジアが検出された、「陰性(-)」なら検出されなかった、ということです。
確定診断に用いられる遺伝子検査で「陽性(+)」であればクラミジアが検出された、「陰性(-)」であればクラミジアが検出されなかった、ということです。
しかし、検体の中に遺伝子増幅を妨げる物質がある場合や検査のタイミングによっては、偽陰性になる可能性があります。また、DNAを検出する検査法ではクラミジアの生死に関係なく陽性になる可能性があります。
血液検査でクラミジア抗体の有無を調べることもありますが、現在だけでなく過去の感染の結果も反映する場合があり、現在の感染の確定には遺伝子検査が必要です。
医療機関で検査を受けた場合は、医師から説明を受け、セルフ検査キットで検査を受けた場合は、説明書をよく読んで結果を解釈しましょう。
株式会社BearMedi 臨床検査技師
佐々木 祐子 監修
(参考文献)
濵砂 良一ほか. Real time PCR 法を用いた淋菌,クラミジア診断の有用性の検討. 感染症学雑誌. 2011, 85, 45664.
萩原敏且.性器クラミジア感染症.国立健康危機管理研究機構 感染症情報提供サイト,https://id-info.jihs.go.jp/diseases/sa/chlamydia-std/010/chlamydia-std-intro.html(参照 2025-08-05)
東京都新たな感染症対策委員会.“東京都感染症マニュアル 五類感染症(19)性器クラミジア感染症 P328”.東京都感染症情報センター.https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/documents/d/hokeniryo/category_5-2,(参照 2025-08-05).
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