機能性ディスペプシアは難病指定されていますか?
いいえ、機能性ディスペプシアは指定難病には含まれていません。
機能性ディスペプシア(FD)は、日本において、指定難病には指定されていません。そのため、機能性ディスペプシア単独の診断名では、難病としての医療費助成などの対象にはなりません。
指定難病とは、
- ①発病の原因が解明されておらず
- ②治療法が確立しておらず
- ③希少であり、長期療養が必要なもの
が指定されています。機能性ディスペプシアは人口の7%にみられる、比較的ありふれた病気であるため、難病指定はされていません。
指定難病ではないものの、慢性的な病気であり、継続的な治療、診療が必要となる場合が多いです。
お腹の不快感、膨満感など、機能性ディスペプシアを疑う症状が続く場合には、消化器内科への受診を検討しましょう。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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