機能性ディスペプシア
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更新日:1/25/2023
監修医師:
阿部 吉倫
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機能性ディスペプシアとは
症状の原因となる病気がないのにもかかわらず、心窩部痛(みぞおち付近の痛み)や胃もたれなどのおなかの症状が長く続く状態をいう。有病率は日本人の約15%前後といわれる。 見た目の変化を意味する場合に器質性、というのに対し、見た目ではなく働きを意味する場合を機能性という。ディスペプシアは元々ギリシャ語でdys₋pepsis(bad digestion:消化不良)という意味。
機能性ディスペプシアの特徴的な症状
対処法
まずは、胃酸を抑える薬や消化管の動きを助ける蠕動(ぜんどう)促進薬を使って症状を緩和していくことが治療の中心となる。中には、ピロリ菌感染によって症状が出ている場合もあるため、ピロリ菌陽性の場合は除菌治療行う。また、過敏性腸症候群と同様、規則正しい生活が症状の改善につながることがある。十分な睡眠と、食事内容の改善(油ものを取りすぎない、香辛料を控えるなど)が症状緩和に関係する。また、ストレスなど心理的要素が影響することもあるため、ストレスを貯めない生活を送ることも大切。場合によって抗うつ薬や抗不安薬などの薬も症状緩和につながる。
詳しい解説
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監修医師
阿部 吉倫
診療科・専門領域
- 内科
2015年東京大学医学部医学科卒。東京大学医学部付属病院、東京都健康長寿医療センターで初期研修を修了。血便を放置し48歳で亡くなった患者との出会いをきっかけにデータサイエンスの世界へ。2017年5月にUbie株式会社を共同創業。2019年12月より日本救急医学会救急AI研究活性化特別委員会委員。2020年 Forbes 30 Under 30 Asia Healthcare & Science部門選出。