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「機能性ディスペプシア」とはどのような病気ですか?
新潟大学大学院医歯学総合研究科 消化器内科
吉岡 藍子 監修
明らかな異常がないにもかかわらず、胃痛や胃もたれ、みぞおちの痛みといった症状を慢性的に感じる病気です。
解説
「機能性ディスペプシア」とは、明らかな原因となる病気がないにもかかわらず、以下のような症状を慢性的に感じる病気です。
- 食後の膨満感(お腹の張り)
- すぐお腹がいっぱいになる
- みぞおちの痛み
- みぞおちの灼熱感(焼けるような感じ)
典型的には「半年以上前から症状を感じ始め、少なくとも3ヶ月間は症状が続いている」といった場合に機能性ディスペプシア診断が下りますが、これより短い期間でも診断されることがあります。
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(参考文献)
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機能性ディスペプシアの原因には何がありますか?
胃の機能の低下やストレス、生活習慣など、さまざまな原因が関わって発症すると考えられています。
機能性ディスペプシアの症状にはどのようなものがありますか?
胃の痛み、胃もたれ、食後の早期満腹感、灼熱感といった症状が見られます。
機能性ディスペプシアが疑われる場合、何科を受診したらよいですか? また、病院を受診する目安はありますか?
胃の痛みや胃もたれ、みぞおちの痛みが慢性的に続いていれば、消化器内科を受診しましょう。
機能性ディスペプシアを改善するために自分でできることはありますか?
機能性ディスペプシアの原因には、ストレスや生活習慣も挙げられます。十分な睡眠をとり、適度な運動を行う規則正しい生活を心掛けましょう。
機能性ディスペプシアに対しては、主にどのような治療をしますか?
生活習慣の改善や食事療法が中心になります。消化管の動きを改善する薬や、胃酸を抑える薬、抗不安薬などの薬を使うこともあります。
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