体軸性脊椎関節炎の余命はどれくらいですか?
早期に診断がなされ、適切な治療が続けられれば、必ずしもこの病気は余命に関わりません。
体軸性脊椎関節炎が、余命に大きく影響を与えるというデータの報告は、現時点ではほとんどありません。一部の報告では、診断が遅れること、治療中の炎症反応の高値が続くことが、余命を短くする可能性がある点が挙げられています。
この病気の治療目標は、長期的な生活の質(QOL)を高めることや、構造的な損傷(関節が固まること)の予防を目指すものであり、早期からの適切な治療と日常生活での注意(運動療法、禁煙など)が推奨されています。
病気の進行に伴う重篤な合併症(心臓や肺の症状、重度の骨折など)もあります。もしこれらが生じてしまった場合には、適切に管理することが余命にとって重要です。この病気について気になる点があれば、主治医にご相談ください。
体軸性脊椎関節炎について、特に知りたいことは何ですか?
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山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
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