横行結腸癌と大腸の粘膜の関係性を教えてください。
横行結腸癌は大腸の粘膜から発生する悪性腫瘍です。
横行結腸癌は大腸の粘膜から発生する悪性腫瘍です。
大腸の壁は、内側から粘膜層、粘膜下層、筋層、漿膜とシート状になっており、横行結腸癌は最も内側の粘膜から発生します。
早期の大腸がんは薄く、粘膜の表面に広がるように大きくなっていきます。
病気が進行すると徐々に粘膜下層→筋層と厚みを帯びるように浸潤していき、さらに進行すると大腸を超え、周囲の組織にも浸潤します。
さらに、がん細胞がリンパ節や血液の流れに乗って、肺や肝臓などそのほかの臓器に遠隔転移を来たすようになります。
このように、横行結腸癌は大腸の粘膜から発生する病変であり、早期発見には大腸粘膜を直接観察できる大腸カメラが重要です。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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