横行結腸癌はMRI検査で分かりますか?
MRIでも横行結腸癌を評価できますが、通常や大腸カメラやCTの検査が用いられます。
横行結腸癌はMRIで評価することもできますが、通常は大腸カメラやCTの検査が用いられます。
MRIは磁気を使用した画像検査で、腫瘍の位置や周囲への浸潤の有無、遠隔転移の有無を評価するのに有効です。
特に造影剤を使ったMRIの検査は肝臓の転移を調べるうえで力を発揮します。
しかし、がんと診断するうえではMRIよりも大腸カメラが優れています。
横行結腸癌は大腸の表面から発生し、初めはごく薄い病変として存在します。
その病変が徐々に大きくなり、様々な症状を引き起こします。大腸カメラは大腸の粘膜表面を直接観察することができ、早期の薄い癌でも診断することが可能です。
これはCTやMRIの検査では困難です。また、周囲の臓器への浸潤や他臓器への転移についても、MRIよりCTの検査が一般的に用いられます。
MRIが使われるのは、癌と診断された後に微小な肝転移がないか調べるなど、特定の場面に限られることが多いです。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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