横行結腸癌になると皮膚にかゆみが出ますか?
通常、横行結腸癌そのものが皮膚のかゆみを引き起こすことはありません。
通常、横行結腸癌そのものが皮膚のかゆみを引き起こすことはありません。
横行結腸癌は大腸の病気であり、身体に出る症状としては、血便、体重減少、下痢、便秘といったものが一般的です。
病気がそれほど進んでいない状況で、横行結腸癌そのものが皮膚のかゆみを引き起こすことはあまりないため、アレルギーなどの他の原因をまず疑います。
ただし、病気が進行した状況では、横行結腸癌によって二次的に皮膚のかゆみが生じる場合があります。
腫瘍が遠隔転移し、肝臓に転移した結果、胆汁の流れが阻害された場合や肝機能が著しく低下した場合、胆汁を体外に排出する機能がうまく働かなくなり、黄疸の症状が出ることがあります。
このような場合に、黄疸によって皮膚に強いかゆみを感じることがあります。通常、皮膚が黄色くなる症状も同時に現れます。
このように、横行結腸癌そのものが皮膚のかゆみを起こすことは考えづらいですが、肝転移などによって二次的にかゆみが生じる場合があります。
横行結腸癌の治療中に気になる症状があれば、主治医に相談しましょう。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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