副鼻腔炎で食べてはいけないものや飲んではいけないものはありますか?
薬を内服している方は注意が必要な場合があります。
基本的には副鼻腔炎で食べてはいけないものや飲んではいけないものはありません。ただし、薬を内服している場合には注意が必要な場合があります。
乳製品
一部の抗生物質(テトラサイクリン系やニューロキノロン系)と乳製品を一緒に摂取すると、カルシウムが薬の吸収を妨げ、効果が減少することがあります。服用時間をずらすなどの工夫が推奨される場合があります。
グレープフルーツジュース
グレープフルーツには肝臓での代謝に影響を及ぼす成分が含まれており、一部の薬と一緒に摂取すると、薬の血中濃度が高まり、過剰な効果や副作用を引き起こすリスクがあります。
アルコール
アルコールは肝臓での薬の代謝に影響し、副作用が増強されたり、薬の効果が低下することがあります。服用中はアルコールを控えるのが望ましいです。
内服薬との相互作用を避けるため、これらの食品や飲み物に注意し、服用している薬については医師や薬剤師に確認することが推奨されます。
公開日:
最終更新日:
真生会富山病院 耳鼻咽喉科
阿河 光治 監修
(参考文献)
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副鼻腔炎(蓄膿症)とはどのような病気ですか?
鼻腔のまわりにある副鼻腔という空洞が炎症を起こす病気です。
副鼻腔炎にはどのような人がなりやすいですか?
糖尿病やぜんそくなどの持病があるとなりやすいと言われています。
副鼻腔炎が発症する原因は何ですか?
ウイルスや細菌、アレルギーなどが原因になります。
副鼻腔炎を放置するとどうなりますか?
副鼻腔の炎症が目や脳にまでじかに及んで合併症を引き起こすことがあります。
副鼻腔炎と蓄膿症の違いは何でしょうか?
いずれもほぼ同じものを指す言葉です。
副鼻腔炎ではどのような症状が見られますか?
鼻づまり、口呼吸、黄色い鼻水が出るなどがよく見られる症状です。
副鼻腔炎と症状が似ている他の病気はありますか?
鼻水がのどに垂れる感じが続く場合、慢性上咽頭炎の疑いがあります。
副鼻腔炎で、医療機関を受診する目安はありますか?
症状がよくなったり悪くなったりを繰り返している場合、早めに受診しましょう。
副鼻腔炎は、主にどのようにして診断しますか?
鼻の中の観察やCT検査を実施し、副鼻腔に膿がたまっているかどうかを確認します。
副鼻腔炎は、主にどのような検査を行いますか?
鼻の中に光を当てて目視でのぞいてみるほか、鼻の内視鏡やレントゲンなどの検査を行います。
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