副鼻腔炎(蓄膿症)で膿を出すのに効果的なマッサージやツボはありますか?
迎香や合谷といったツボがあることが知られています。
副鼻腔炎の症状がある場合にはまず医療機関を受診して医師の診断と治療を受けましょう。
その上でご家庭でできる東洋医学的なセルフケアとして鼻副鼻腔炎の症状緩和とためのツボがあります。
迎香(げいこう)
- 場所:鼻の両側、鼻の付け根の小鼻の横にあります
- 押し方:指で軽く押し、円を描くようにマッサージする。1回につき5秒間押し、少しずつ圧をかけるようにします
- 効果:鼻の通りを良くし、鼻詰まりを和らげる効果が期待できます
合谷(ごうこく)
- 場所:手の親指と人差し指の付け根の間
- 押し方:反対側の親指でしっかりと5秒押し、2~3秒休む。これを数回繰り返します
- 効果:顔全体の血行を促進し、鼻詰まりの緩和や痛みの軽減をサポートします
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最終更新日:
真生会富山病院 耳鼻咽喉科
阿河 光治 監修
(参考文献)
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副鼻腔炎(蓄膿症)とはどのような病気ですか?
鼻腔のまわりにある副鼻腔という空洞が炎症を起こす病気です。
副鼻腔炎にはどのような人がなりやすいですか?
糖尿病やぜんそくなどの持病があるとなりやすいと言われています。
副鼻腔炎が発症する原因は何ですか?
ウイルスや細菌、アレルギーなどが原因になります。
副鼻腔炎を放置するとどうなりますか?
副鼻腔の炎症が目や脳にまでじかに及んで合併症を引き起こすことがあります。
副鼻腔炎と蓄膿症の違いは何でしょうか?
いずれもほぼ同じものを指す言葉です。
副鼻腔炎ではどのような症状が見られますか?
鼻づまり、口呼吸、黄色い鼻水が出るなどがよく見られる症状です。
副鼻腔炎と症状が似ている他の病気はありますか?
鼻水がのどに垂れる感じが続く場合、慢性上咽頭炎の疑いがあります。
副鼻腔炎で、医療機関を受診する目安はありますか?
症状がよくなったり悪くなったりを繰り返している場合、早めに受診しましょう。
副鼻腔炎は、主にどのようにして診断しますか?
鼻の中の観察やCT検査を実施し、副鼻腔に膿がたまっているかどうかを確認します。
副鼻腔炎は、主にどのような検査を行いますか?
鼻の中に光を当てて目視でのぞいてみるほか、鼻の内視鏡やレントゲンなどの検査を行います。
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