破傷風にかかるか心配な場合はどうすればいいですか?
破傷風にかかるか心配な場合、傷はしっかりと洗う、また必要に応じて追加でワクチンを接種することです。
破傷風を起こす原因である破傷風菌は、土壌に広く生息しています。例えば、土のグランドでこけて擦りむいた、古い釘が刺さった、傷のある手で庭いじりをした、動物に噛まれたなどの状況で、傷口から体内に菌が侵入します。
少ない量の菌でも、傷口から体内に侵入して増殖すれば、破傷風を発病する可能性があります。したがって、破傷風にかかるか心配な場合、まずは傷口をしっかりと洗うことが大切です。洗浄は水道水でも問題はありません。洗うことで菌を洗い流し、傷口から侵入することを防ぎます。
また、予防接種歴を確認しましょう。定期接種のワクチンをすべて接種して10年以上が経過している場合は、感染のリスクがあるため、医療機関を受診しましょう。医療機関では、破傷風の菌に感染するリスクに応じて、追加でワクチンを接種したり、破傷風菌の出す毒素を無毒化する免疫グロブリンの投与が行われます。
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埼玉医科大学総合医療センター 小児科
井上 信明 監修
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