反回神経麻痺ではどのような症状がありますか?
声枯れや呼吸困難が生じることがあります。
反回神経麻痺は声帯を動かす神経で、左右に1本ずつあります。神経の麻痺が片側だけに生じるのか両方に生じるのかで症状は異なります。
片側だけの麻痺の場合
片側の声帯が真ん中寄りの場所で動かなくなりますが、反対側の声帯は動きます。発声時に声門がしっかりと閉じないため、息が漏れるような声(気息性嗄声)になることがあります。
両方の麻痺の場合
両方の声帯が声門の真ん中、もしくはその近傍で動かなくなることで、そこで息の通り道が極端に狭くなります。そのため、声枯れの他にも息苦しさや息を吸うときに喉元で音がする(吸気時喘鳴)ことがあります。
真生会富山病院 耳鼻咽喉科
阿河 光治 監修
(参考文献)
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