無症候性胆石症が疑われる場合、病院を受診する目安はありますか?
健診のエコーなどで指摘された場合、1回は受診することをおすすめします。
無症候性胆石症は無症状であり、健診のエコーなどで偶然発見されることが一般的です。
胆嚢結石のみで無症状であれば、手術治療などは行わず様子をみることが多いです。
一方で、初めて発見されたのであれば、一度は消化器内科を受診することをおすすめします。
胆嚢の壁が厚くなっているなど、手術を検討するそのほかの所見があるかどうかや、総胆管結石など、胆石に合併するその他の疾患があるかを確認する必要があるためです。
精査で問題がなければ、年1回程度の画像検査で様子をみているという方針になる場合もあります。
たとえ無症候性であっても、定期的な検査で変化がないかを確認することは大切です。
また、腹痛や嘔吐などの症状が出現した場合には、早期に病院受診を検討しましょう。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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