無症候性胆石症をほっとくとどうなるのでしょうか?
胆嚢結石か総胆管結石かで話が異なります。
まず、無症候性胆石症は、無症候性の胆嚢結石と総胆管結石に分けられます。
無症候性の胆嚢結石の場合、放っておいても問題となることは少なく、何十年もなんの問題もない方もいます。
一方で、一定の確率で腹痛などの症状を引き起こす有症状胆石に移行したり、胆嚢炎を発症するリスクはあります。
治療を行わない場合でも、エコー検査などで定期的に確認することをおすすめします。
胆石が総胆管結石である場合、放っておくことはせず、すぐに治療を行う必要があります。
総胆管結石は胆管炎を引き起こすため、特殊な内視鏡(胃カメラ)を用いて、結石を除去する治療を行う必要があります。
総胆管結石を指摘された場合、症状がなくても消化器内科へ受診するようにしましょう。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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