肝内胆管がんのステージIIIでは、どのような治療を行いますか?
外科手術か抗がん剤治療が行われます。
肝内胆管がんのステージIIIでは、手術治療か抗がん剤治療が行われます。ステージIIIの肝内胆管がんは比較的進行しており、腫瘍の一部が肝臓の外へと広がっています。
具体的には、腫瘍が増大して直接肝臓の外に顔を出している場合や、周りのリンパ節へと転移しています。肺や腹膜、骨などへの遠隔転移まではない段階です。
ステージIIIでは、手術治療か抗がん剤治療が行われます。病変と周囲のリンパ節を手術で取り切れるならば、患者さんの体力が許せば手術治療となります。そのため腫瘍の位置、大きさ、多発しているかなどの情報が大切になります。
また、患者さん本人の状態も重要です。肝機能が大きく落ちていると、手術で肝臓を切除することの負担が大きいため、手術ではなく抗がん剤治療を行います。年齢や持病から全身麻酔の手術が難しい場合にも、手術以外の治療法を検討します。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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