トリプルネガティブ乳がんの最新治療法(免疫療法など)について教えてください。
免疫療法や乳がんのタイプに合わせた新しい薬剤の登場により、生存期間の延長が期待されています。
現在の進行再発トリプルネガティブ乳がんの標準治療は、免疫チェックポイント阻害薬であるペムブロリズマブ+化学療法です。ただし、PD-L1陽性の場合に限定されます。BRCA1/2病的バリアント陽性例では、PARP阻害薬(オラパリブまたはタラゾパリブ)が推奨されます。
さらにHER2低発現例には抗体薬物複合体T-DXd(トラスツズマブ デルクステカン)が有望です。このようにTNBCはバイオマーカーに基づいた個別化治療が進んでいます。そして、これらの一次治療後の二次治療ではサシツズマブ ゴビテカン(SG)が新たな標準となり(日本では2024年9月に承認)、化学療法の有効性が乏しい患者さんにおいても明らかな生存期間の延長を示しました。
乳がんについて、特に知りたいことは何ですか?
利用規約とプライバシーポリシーに同意のうえ、もっとも当てはまる項目を選択してください。
乳がんについて、気になる症状はありますか?
もっとも当てはまる項目を選択してください。
インタビューに参加すると、
5,000円分のAmazonギフト券プレゼント!
乳がんの疑いがある方や治療中の方を対象に、「オンラインインタビュー」を行なっています。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
乳がん
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
公開日:
最終更新日:
東京慈恵会医科大学 総合医科学研究センター 悪性腫瘍治療研究部 腫瘍 血液内科
村橋 睦了 監修
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ医療AIパートナー ユビー
24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです
