免疫介在性壊死性ミオパチーの場合、主にどのような治療をしますか?
ステロイドや免疫グロブリン静注などが行われることがあります。
免疫介在性壊死性ミオパチー(IMNM)の標準治療は確立されておらず、皮膚筋炎などの治療を参考に行われることが多いです。
重度のIMNMでは、グルココルチコイド(ステロイド)と、免疫グロブリン静注(IVIg)、リツキシマブなどが選択されることが多いです。
また、免疫抑制療法の内容は、抗SRP抗体、抗HMGCR抗体などの抗体が出ているかどうかにもよって変わり、上記以外の薬を用いる場合もあります。
虎の門病院分院 腎臓内科
大庭 悠貴 監修
(参考文献)
Oddis CV, Aggarwal R. Treatment in myositis. Treatment in myositis. Nat Rev Rheumatol. 2018, 14, 279-89 .
Pinal-Fernandez I, et al. Longitudinal Course of Disease in a Large Cohort of Myositis Patients With Autoantibodies Recognizing the Signal Recognition Particle. Arthritis Care Res. 2017, 69, 263-270 .
Valiyil R, et al. Rituximab therapy for myopathy associated with anti-signal recognition particle antibodies: a case series. Arthritis Care Res. 2010, 62, 1328-34..
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免疫介在性壊死性ミオパチー
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