虚血性心疾患の危険因子について教えてください。
虚血性心疾患の主な危険因子は、高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満、喫煙です。
虚血性心疾患の主な危険因子は、高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満、喫煙です。
虚血性心疾患になりやすいかどうかには、さまざまな要因が関係しています。
医学的に、これらの要因は「危険因子」と呼ばれています。
主な危険因子には以下のようなものがあります。
高血圧
血圧が高い状態が続くと、血管に負担がかかります。
糖尿病
血糖値が高い状態が続くと、血管が傷つきやすくなります。
脂質異常症(高コレステロール血症など)
血液中の悪玉コレステロールや中性脂肪が多いと、血管の壁にたまりやすくなります。
肥満
体重が多いと、高血圧や糖尿病、脂質異常症などの他の危険因子を合併しやすくなります。
喫煙
たばこは血管を傷つけ、動脈硬化を進行させます。
これらの危険因子に加えて、年齢を重ねることや、男性であることも虚血性心疾患の発症リスクを高めることが知られています。ただし、女性も閉経後は男性と同程度に発症しやすくなります。
これらの危険因子をできるだけ減らす、または適切に管理することが、虚血性心疾患の予防につながります。
おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
(参考文献)
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