成長ホルモン分泌不全性低身長症で障害者手帳はもらえますか?
この病気だけでは対象になりません。日常生活に著しい支障をきたすような重い合併症がある場合は検討されます
成長ホルモン分泌不全性低身長症という病名だけでは、通常、身体障害者手帳などの交付対象にはなりません。障害者手帳は、視覚や聴覚、手足の機能、内部臓器などの障害が基準となっており、「低身長」という状態はこれらの基準に含まれていないためです。
ただし、この病気の原因が脳腫瘍や脳の奇形などで、その結果として体に麻痺が残ったり、日常生活に著しい支障をきたす重い合併症を伴ったりする場合には、その合併症の状態によって手帳の対象となる可能性があります。最終的な判断は自治体が行いますので、詳しくは主治医やお住まいの市区町村の福祉担当窓口にご相談ください。
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(参考文献)
日本小児内分泌学会.“成長ホルモン分泌不全性低身長症の小児期の成長ホルモン治療から成人期の成長ホルモン治療への移行ガイドライン”..https://jspe.umin.jp/medical/files/guide110101475_2.pdf,(参照 2025-11-19).
日本内分泌学会.“間脳下垂体機能障害の診断と治療の手引き(平成 30 年度改訂)”..https://www.jstage.jst.go.jp/article/endocrine/95/S.May/951/pdf,(参照 2025-11-19).
日本小児内分泌学会.“SGA性低身長症におけるGH治療の手引き”..https://jspe.umin.jp/medical/files/SGA_guide.pdf ,(参照 2025-11-19).
Ana Beatriz Winter Tavares et al.“Growth hormone deficiency and the transition from pediatric to adult care”.National Library of Medicine.https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC9432185/,(参照 2025-11-19).
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福岡ハートネット病院、井林眼科・内科クリニック 糖尿病・内分泌科 福岡ハートネット病院 糖尿病内科部長
井林 雄太 監修
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