バッテン病の患者さんは日本にどのくらいいますか?
全国に数十例程度の患者さんがいると考えられます。
バッテン病(神経セロイドリポフスチン症)は世界的にもまれな疾患ですが、日本では数十例程度と非常にまれであるとされています。
具体的な患者数を示す正確な統計は限られていますが、日本の全国調査では、1999年に36例、2001年に27例が報告されています。
1999年に行われた全国調査の内訳では、年齢別に乳児型が2例、晩期乳児型が15例、青少年型が15例、成人型が4例であったと報告されています。
バッテン病に関する疫学研究は限られており、有病率(病気の人の割合)の推定値は国によって異なります。
疫学研究の大部分が実施されているヨーロッパでの有病率は、10万人あたり0.6~13.6人、米国では、100万人あたり1人と報告されています。
宮城県立こども病院 小児科
谷河 翠 監修
(参考文献)
.“神経セロイドリポフスチン症”.小児慢性特定疾病情報センター.https://www.shouman.jp/disease/details/0806101/,(参照 2025-04-30).
衞藤 薫.“神経セロイドリポフスチン症”.J-Stage.https://www.jstage.jst.go.jp/article/ojjscn/53/4/53251/article/-char/ja/,(参照 2025-04-30).
Tyler B Johnson et al.“Therapeutic landscape for Batten disease: current treatments and future prospects”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30783219/,(参照 2025-04-30).
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
バッテン病
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ