非アルコール性脂肪肝の血液検査で何を確認しますか?
肝酵素の他、コレステロール、血糖の数値も重要です。
非アルコール性脂肪肝の血液検査では、肝酵素の他、コレステロール、血糖の数値などを確認します。
まず最も重要なのがAST、ALTといった肝酵素と呼ばれる項目です。
これは肝臓の細胞が壊れたときに上昇する項目であり、非アルコール性脂肪肝の患者さんでこの項目が上昇していると、非アルコール性脂肪肝炎(NASH)となっている可能性があります。
そのほかに、脂質異常症や糖尿病と合併することが多いため、コレステロールの値や、血糖も重要です。
非アルコール性脂肪肝炎(NASH)の患者さんでは、肝硬変、肝がんといった重大な病気になる場合もあることから、AFPのような腫瘍マーカーや、アルブミン、ビリルビン、血小板、PT活性のような肝機能の指標となる項目についても着目します。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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