非アルコール性脂肪肝の末期症状はどのようなものがありますか?
肝硬変へと進展すれば、腹水、吐血、意識障害などの症状が出現します。
非アルコール性脂肪肝が肝硬変へと進展すれば、腹水、吐血、意識障害などの症状が出現する可能性があります。非アルコール性脂肪肝は、脂肪肝に留まっていれば、身体に大きな影響はありません。一方で、一部の方では非アルコール性脂肪肝炎へと進展し、それを放置すると長年かけて徐々に肝臓の機能が低下し、肝硬変へと進展します。
肝硬変になると肝臓の本来の機能が失われた結果、腹水が溜まってお腹が張る、静脈瘤が破裂して吐血する、肝性脳症による意識障害が出現する、といった重い症状が出る可能性があります。また、肝硬変となった肝臓からは肝細胞癌が発生する可能性があります。このような段階になる前に、できるだけ早く脂肪肝を見つけ、生活習慣の改善や適切な治療で進行を抑えることが大切です。
非アルコール性脂肪肝について、特に知りたいことは何ですか?
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(参考文献)
日本消化器病学会・日本肝臓学会.“NAFLD/NASHガイドライン2020(改訂第2版)”..https://www.jsge.or.jp/committees/guideline/guideline/pdf/nafldnash20202re.pdf,(参照 2025-12-12).
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Zuanji Liang et al.“Efficacy and safety of traditional Chinese medicines for non-alcoholic fatty liver disease: a systematic literature review of randomized controlled trials”..https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33430929/,(参照 2025-12-12).
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医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
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