ループス腎炎の診断基準について教えてください。
ループス腎炎は、SLEを背景に尿異常があり、腎生検で診断します。
ループス腎炎の診断は、まずSLEであることを確認し、そのうえで蛋白尿、血尿、円柱、eGFR低下などの腎病変があるかをみます。2019年EULAR/ACR分類基準ではANA陽性が入口条件で、腎生検で証明されたループス腎炎は強い加点項目です。実際の診療では、尿検査、尿蛋白量、血清クレアチニン、補体価、抗dsDNA抗体などを総合して疑います。
そのうえで重要なのが腎生検です。KDIGO 2024では、SLE患者さんに説明のつく他原因がなく、蛋白尿や活動性尿沈渣、腎機能低下があれば腎生検を考慮するとしています。腎生検によりISN/RPS分類(Class I~VI)、活動性、慢性変化を評価でき、治療強度の決定に直結します。つまり、ループス腎炎は「血液検査だけで決める病気」ではなく、SLEの確認+尿・血液異常+腎生検で診断と重症度判定を行う病気です。
ループス腎炎について、特に知りたいことは何ですか?
利用規約とプライバシーポリシーに同意のうえ、もっとも当てはまる項目を選択してください。
(参考文献)
Aringer M, et al. 2019 European League Against Rheumatism/American College of Rheumatology Classification Criteria for Systemic Lupus Erythematosus. Arthritis Rheumatol. 2019, 71, -182285.
Kidney Disease: Improving Global Outcomes (KDIGO) Lupus Nephritis Work Group. KDIGO 2024 Clinical Practice Guideline for the management of LUPUS NEPHRITIS. Kidney Int. 2024, 105, S1-S69.
Rovin BH, et al. Executive summary of the KDIGO 2024 Clinical Practice Guideline for the Management of Lupus Nephritis. Kidney Int. 2024, 105, 31-34.
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
公開日:
最終更新日:
編集・監修基準について
本記事は情報の正確性を担保するため、以下のフローを経て作成・公開されています。
Q作成
医師執筆/監修
QAレビュー
公開
虎の門病院分院 腎センター内科・リウマチ膠原病科 腎臓内科
大庭 悠貴 監修
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ医療AIパートナー ユビー
24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです
