ループス腎炎の血液検査では何がわかりますか?
腎機能、炎症の強さ、SLEの活動性や抗体異常がわかります。
ループス腎炎の血液検査では、まず腎臓の機能がわかります。血清クレアチニンとeGFRを診ることで、腎機能がどのくらい保たれているかをみます。
次に、ループスの活動性を推測できます。特に抗dsDNA抗体や補体(C3、C4)は重要で、一般に抗dsDNA抗体が高く、補体が低いほどループス腎炎の活動性が高いことを示唆します。SLE全体の診断や分類ではANAも重要ですが、腎炎の重症度そのものはANAではわかりません。
さらに、貧血、白血球減少、血小板減少などの血液異常があれば、SLEの全身活動性や治療の影響を考えます。ただし、血液検査だけでループス腎炎の型までは決められないため、実際には尿検査と組み合わせ、必要に応じて腎生検で最終的に分類・重症度を判断します。
ループス腎炎について、特に知りたいことは何ですか?
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(参考文献)
Aringer M, et al. 2019 European League Against Rheumatism/American College of Rheumatology Classification Criteria for Systemic Lupus Erythematosus. Arthritis Rheumatol. 2019, 71, -182285.
Kidney Disease: Improving Global Outcomes (KDIGO) Lupus Nephritis Work Group. KDIGO 2024 Clinical Practice Guideline for the management of LUPUS NEPHRITIS. Kidney Int. 2024, 105, S1-S69.
Rovin BH, et al. Executive summary of the KDIGO 2024 Clinical Practice Guideline for the Management of Lupus Nephritis. Kidney Int. 2024, 105, 31-34.
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虎の門病院分院 腎センター内科・リウマチ膠原病科 腎臓内科
大庭 悠貴 監修
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