クラミジアの抗体検査とはどのような検査ですか?
クラミジアに感染した際に作られる抗体の有無を調べる検査です。
クラミジアの抗体検査は、クラミジアに感染した際に作られる抗体の有無を調べる検査です。主にIgA抗体とIgG抗体を検査します。IgA抗体は初感染や再感染で上昇し、数ヶ月で消えるため活動性感染を示す指標となります。一方、IgG抗体は感染後約1ヶ月で上昇し、数年間持続するため過去の感染歴を反映するものです。
抗体検査は、感染初期には抗体が十分量できていないため、急性感染の診断には適していません。過去に感染したことがあるかを調べるために役立つ検査です。また、感染部位が特定できないことに注意が必要です。
株式会社BearMedi 臨床検査技師
佐々木 祐子 監修
(参考文献)
髙橋 聡. Chlamydia trachomatis とその診断法. 日本臨床微生物学雑誌. 2018, 28, 1~6.
髙橋 聡. 性感染症としてのクラミジア・トラコマティス感染症; 最近の話題. Modern media. 2019, 65, 65~71.
村上光一ほか. 平成22年度性器クラミジア抗体検査結果の概要. 福岡県保健環境研究所年報. 2011, 38, 71-72.
衛生研究所.“平成18年度 クラミジア抗体検査のまとめ”.横浜市.https://www.city.yokohama.lg.jp/kenko-iryo-fukushi/kenko-iryo/eiken/geppo/2007/0706.files/070602.pdf,(参照 2025-08-15).
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
クラミジア感染症
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ医療AIパートナー ユビー
24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです