ネフローゼ症候群と低蛋白血症は関係がありますか?
ネフローゼ症候群において低蛋白血症は必ずみられます。
ネフローゼ症候群は、腎臓の糸球体と呼ばれる構造の障害による大量の尿たんぱくの漏出と、これに伴う低たんぱく血症を特徴とする症候群です。
ネフローゼ症候群の診断には高度なたんぱく尿とアルブミンというたんぱく質の値が低いことが必須条件です。
そのため、ネフローゼ症候群では低たんぱく血症が必ずみられます。
低たんぱく血症によって手や足、顔の浮腫が出現することがあります。
診断基準として浮腫の存在は必須ではありませんが、ほとんどの患者さんで浮腫があり、その浮腫に困って受診される方が多いです。
虎の門病院分院 腎臓内科
大庭 悠貴 監修
(参考文献)
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