過体重とはどのような状態ですか?
BMIが25.0〜29.9kg/m2の状態を指し、正常体重よりも脂肪が過剰に蓄積されており、高血圧や糖尿病などの健康リスクが高まる状態です。
過体重とは、体に脂肪が過剰に蓄積されている状態を指し、主にBMI(体格指数)という指標を用いて評価されます。
BMIは、体重(kg)を身長(m)の二乗で割った値で計算されます。
WHO(世界保健機関)の基準では、BMIが25.0〜29.9kg/m2の範囲にある場合を過体重と分類しています。
過体重は、単に体重が重いだけでなく、高血圧、2型糖尿病、心血管疾患、脂質異常症、一部のがん、睡眠時無呼吸症候群など、様々な健康リスクと関連しています。
これは、過体重によって体内の代謝やホルモンバランスが乱れることが原因の一つと考えられています。
BMIは簡便な指標ですが、筋肉量が多い人ではBMIが高くても脂肪が多いとは限らないため、体脂肪率や腹囲など、他の指標と併用することが望ましいとされています。
福岡ハートネット病院、井林眼科・内科クリニック 糖尿病・内分泌科 福岡ハートネット病院 糖尿病内科部長
井林 雄太 監修
(参考文献)
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