肥満症が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?
まずは一般内科または生活習慣病外来を受診し、必要に応じて内分泌内科や肥満外来などの専門科になります
肥満症が疑われる場合、まず受診すべきは一般内科または生活習慣病外来です。
肥満症は、高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病と密接に関連しているため、内科では血液検査や身体測定を通じて、肥満の程度や合併症の有無を評価することができます。
また、ホルモン異常(例:甲状腺機能低下症、クッシング症候群など)によって肥満が引き起こされることもあるため、必要に応じて内分泌内科を受診し、専門的な検査を受けることがあります。
肥満症に特化した診療を受けたい場合は、大学病院や一部の総合病院に設置されている肥満外来を受診することも可能です。
肥満外来では、栄養指導、運動療法、薬物療法、場合によっては外科的治療(減量手術)も検討されます。
過食症や摂食障害、うつ病などの精神的要因が肥満に関与している場合は、精神科や心療内科を受診することも検討されます。
福岡ハートネット病院、井林眼科・内科クリニック 糖尿病・内分泌科 福岡ハートネット病院 糖尿病内科部長
井林 雄太 監修
(参考文献)
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