座っている時間が長いことは、運動していても「肥満症」に悪影響がありますか?
はい、座っている時間が長いと肥満症に悪影響があります。
座っている時間が長いと肥満症に悪影響を及ぼします。肥満症の治療において運動療法は重要ですが、定期的な運動とは別に、座位時間を減らすことを治療プランに組み込むことが推奨されます。
例えば、デスクワークでずっと座っているような人は「1時間ごとに2分歩く」など立ち上がって動くことも肥満症の治療に有効です。座っている状態のエネルギー消費量を1とすると、立ち上がるだけでエネルギー消費量は1.8に増えます。座位時間が長いと心筋梗塞や脳卒中などの心血管疾患を起こすリスクが29%上昇し、糖尿病を発症するリスクが13%上昇するという報告もあります。座っている時間が長いと体重が減らない/増えることに加え、健康寿命にも大きな悪影響がありそうです。
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(参考文献)
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医療法人社団メレガリ うるうクリニック関内馬車道 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
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