若い女性でも「肥満症」による月経異常や不妊のリスクはありますか?
はい、あります。肥満症はホルモンバランスを乱し、排卵障害を引き起こすため、月経不順や無月経、そして不妊の大きな原因となります。
はい、若い女性であっても、肥満症は月経異常や不妊の大きなリスク因子となります。年齢が若くても、過剰な体脂肪、特に内臓脂肪は女性の繊細なホルモンバランスに深刻な影響を及ぼします。
その主なメカニズムは以下の通りです。
ホルモンバランスの乱れ
脂肪細胞は、男性ホルモンを女性ホルモン(エストロゲン)に変える働きを持っています。肥満によって脂肪細胞が増えすぎると、必要以上のエストロゲンが作られてしまいます。この過剰なエストロゲンが脳に作用し、正常な排卵を指令するホルモン(LH、FSH)の分泌リズムを狂わせてしまうのです。
排卵障害
ホルモンバランスが乱れると、卵巣で卵子が正常に育たなかったり、育ってもうまく排出されなかったりする「排卵障害」が起こりやすくなります。これが、月経周期が長くなる(稀発月経)、月経が来なくなる(無月経)、あるいは月経があっても排卵していない(無排卵月経)といった月経異常の直接的な原因です。正常な排卵がなければ、妊娠することはできません。
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)との関連
肥満は、排卵障害を引き起こす代表的な疾患である「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)」の発症や悪化に深く関わっています。PCOSは不妊の主要な原因のひとつです。
幸いなことに、肥満が原因の月経異常や不妊は、減量によって改善する可能性が高いです。体重を5〜10%減らすだけでも、ホルモンバランスが整い、自然な排卵や月経周期が回復することが多く報告されています。将来の妊娠を考えるうえで、適正な体重を維持することは非常に重要です。
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最終更新日:
福岡ハートネット病院、井林眼科・内科クリニック 糖尿病・内分泌科 福岡ハートネット病院 糖尿病内科部長
井林 雄太 監修
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