肥満度分類と数値ごとの特徴を教えてください。
BMI18.5kg/m2未満:低体重、18.5-24.9kg/m2:普通体重、25-29.9kg/m2:肥満1度、30-34.9kg/m2:肥満2度、35-39.9kg/m2:肥満3度、40kg/m2以上:肥満4度。数値が高いほど生活習慣病リスクが高まります。
肥満度分類は、BMI(体格指数)を用いて個人の体格を評価し、健康リスクを予測するための指標です。
BMIは、体重(kg)を身長(m)の2乗で割った値で計算されます。
日本肥満学会による分類では、BMIが18.5kg/m2未満を低体重、18.5〜24.9kg/m2を普通体重、25kg/m2以上を肥満と定義しています。
さらに肥満は、BMIが25.0〜29.9kg/m2を肥満1度、30.0〜34.9kg/m2を肥満2度、35.0〜39.9kg/m2を肥満3度、40kg/m2以上を肥満4度と分類されます。
数値が高いほど生活習慣病(高血圧、糖尿病、脂質異常症など)のリスクが高まり、肥満3度や4度では、睡眠時無呼吸症候群、脂肪肝、関節障害などの合併症が多くなり、生命予後にも影響を与える可能性があります。
福岡ハートネット病院、井林眼科・内科クリニック 糖尿病・内分泌科 福岡ハートネット病院 糖尿病内科部長
井林 雄太 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
肥満症
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ