「集中力が続かない」とはどのような症状ですか?
ひとつのことに注意を長く向けられず、気が散りやすい状態です。
「集中力が続かない」とは、勉強や仕事、読書など、何かひとつのことに取り組もうとしても、すぐにほかのことに気が散ってしまったり、ぼーっとしてしまったりして、注意を持続させることが難しくなる状態を指します。
例えば、教科書を読んでいても内容が頭に入ってこなかったり、人の話を聞いている途中で、別のことを考えてしまったりするようなことです。
原因はさまざまで、周りの騒音やスマートフォンの通知といった環境的なもの、睡眠不足や疲労、空腹といった身体的なもの、ストレスや悩みごと、あるいは取り組んでいること自体への興味のなさといった精神的なものが考えられます。
時には、うつ病などのこころの不調が背景にあることもあります。幼少期から同様の症状が継続している場合は、注意欠如・多動症(ADHD)のような発達障害との関連も否定できません。
この状態が続くと、学習や仕事の効率が低下したり、ミスが増えたり、日常生活に支障をきたすこともあります。
誰にでも一時的に集中できないことはありますが、頻繁に起こったり、生活に困るほどであったりする場合は、保護者や先生、専門家(精神科・心療内科の医師など)に相談することも考えてみましょう。
こころの港クリニック 京橋・東京駅前 精神科・心療内科
山﨑 龍一 監修
(参考文献)
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