頭がぼーっとしてやる気が出ないとき、どうすればよいですか?
軽い運動や気分転換でリフレッシュするなど、小さなことから始めてみましょう。
頭がぼーっとしてやる気が出ないときは、本当につらい状態だと思います。無理に頑張ろうとせず、まずは心と体を少し休ませてあげることから考えてみましょう。そのうえで、一般的な対処について例を挙げます。
- 軽い運動をする:散歩に出かけたり、部屋の中でストレッチしてみるだけでも、頭がスッキリすることがあります。
- 顔を洗う・冷たい水に触れる:冷たい水で顔を洗ったり、手首を冷やしたりすると、刺激で目が覚めることがあります。
- 深呼吸をする:ゆっくりと息を吸って吐き出す深呼吸を数回繰り返すと、リラックスできて気持ちが落ち着きます。
- 水分を摂る:脱水状態だと、頭がぼーっとしたり、だるさを感じたりすることがあります。コップ一杯の水を飲んでみましょう。
- 場所を変える:ずっと同じ場所にいると、気分も停滞しがちです。少しの間、別の部屋に行ったり、窓を開けて外の空気を吸ったりしてみましょう。
- 「とりあえず5分だけ」やってみる:「やる気が出ないから何もしない」のではなく、「とりあえず5分だけ机に向かってみる」「教科書を1ページだけ開いてみる」というように、ごく短い時間や簡単なことから始めてみましょう。やり始めると、意外とそのまま続けられることもあります。
- 簡単なこと・好きなことから手をつける:やらなければいけないことがたくさんあっても、まずは一番簡単そうなことや、少しでも興味が持てることから始めてみましょう。小さな「できた!」が次のやる気につながります。
- ご褒美を用意する:「これが終わったら好きなお菓子を食べる」「1時間頑張ったら好きな動画を1本観る」など、小さなご褒美を設定するのも効果的です。
- 睡眠は足りていますか?:睡眠不足は、頭がぼーっとしたり、やる気が出なかったりする大きな原因です。質のよい睡眠をしっかりとるように心がけましょう。
- 食事はきちんととっていますか?:バランスの悪い食事や、食事を抜いたりすることも、エネルギー不足につながります。
- 悩みごとやストレスはありませんか?:心配事やストレスがたまっていると、やる気が出にくくなります。信頼できる人に話を聞いてもらったり、自分なりのストレス解消法を見つけたりすることも大切です。
もし、このような状態が何日も続いたり、気分がひどく落ち込んだり、日常生活に大きな支障が出たりするようであれば、無理をせず、周囲の医療関係者(スクールカウンセラーや産業医など)や、医療機関(心療内科や精神科など)に相談することも検討してください。
こころの港クリニック 京橋・東京駅前 精神科・心療内科
山﨑 龍一 監修
(参考文献)
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