眼瞼下垂を自力で治す方法はありますか?
根本的に自力で治すことは困難で、多くは医療処置が必要です。
眼瞼下垂は、まぶたを持ち上げる筋肉(眼瞼挙筋)や、それを支える腱の構造的な問題が主な原因であるため、自力で根本的に治すことは難しいのが現実です。
軽症の段階であれば、目の周囲を温めて血流を促す、十分な休養をとって、眼精疲労を軽減するなどで一時的に症状が和らぐことがあります。しかし、こうした方法はあくまで対症的なケアにすぎず、持続的な改善を得るためには、手術によるまぶたの腱の修復や、神経や筋肉の異常に対する薬物治療が必要になります。
特に注意すべきなのは、自己流で強いマッサージや無理なトレーニングを行うことです。これにより、皮膚や腱が余計に伸びたり、まぶた周囲の組織を傷つけたりして、症状が悪化するリスクがあります。そのため、眼瞼下垂を疑った場合には、早めに眼科で適切な診断と治療方針の相談を行うことが大切です。
東日本橋内科クリニック 眼科
恒矢 美貴 監修
(参考文献)
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