まぶたが下がり、けいれんする場合、何が原因ですか？
眼精疲労やストレスによる眼瞼ミオキミアが多いです。
まぶたの下がりに加えて、ピクピクとけいれんする場合、多くは「眼瞼ミオキミア（軽いまぶたの筋肉のけいれん）」と呼ばれる状態で、過度の疲労・睡眠不足・精神的ストレス・カフェインの摂り過ぎなどが原因で起こります。
ほとんどの場合は一時的なもので、数日から数週間程度で自然に治まることが多いです。ただし、けいれんが長引いたり、まぶただけでなく頬や口元など、顔全体に広がったりする場合は「片側顔面けいれん」と呼ばれる病気の可能性があります。
また、けいれんと同時に片目だけが持続的に下がる場合は、動眼神経（目の動きを司る神経）に関わる神経疾患や脳の病気が隠れていることもあるため注意が必要です。
このような症状が見られるときは、早めに眼科を受診し、必要に応じて神経内科で精密検査を受けることが望まれます。
東日本橋内科クリニック 眼科
恒矢 美貴 監修
(参考文献)
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