筋肉痛を治す、もしくは和らげるにはどうすればよいですか?
マッサージやストレッチなどの適度な運動と、湿布や飲み薬などの痛み止めの使用をうまく組み合わせましょう。
筋肉痛を少しでも早く改善するためにはいくつかの方法があります。以下の方法を組み合わせて行ってみましょう。
マッサージを行う
痛みを感じている筋肉をマッサージします。筋肉の緊張をほぐし、血流を良くすることで、筋肉痛の改善が期待できます。この時、少し押すだけでも痛みが強い部位は、損傷が大きい可能性があります。このような場合には、痛みが強い部分は触らずに、同じ筋肉の少し離れた部位をマッサージすることが有効な可能性があります。
ストレッチなど適度な運動を行う
筋肉痛を起こしている筋肉は、いつもより少し強度を落とした運動を続けることで痛みの感じ方が和らぐ場合があります。また、ストレッチも1つの選択肢です。ほかにも、傷めた筋肉にあまり負荷のかからない運動を行うことが有効な場合もあります。
ただし、筋肉痛を起こしている間は普段通りには体が動かない場合があり、無理をすると転倒などの怪我につながる場合もあるため、注意が必要です。
痛み止めの湿布や飲み薬を用いる
筋肉痛の原因は筋肉の炎症です。一般に「痛み止め」と言われている薬の多くは「消炎鎮痛剤」であり、炎症を軽減する効果があります。このため、湿布や飲み薬などの痛み止めを適切に用いることで、筋肉痛が早く改善する場合があります。
ただし、どのような痛み止めをどれくらいの量を用いるべきかなどは、個人の体の状況によって異なります。安易な痛み止めの飲み薬の使用は、腎臓や胃腸に大きな負担をかけてしまう可能性があるため、強い症状に困っている場合には医師に相談してみましょう。
公開日:
最終更新日:
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
筋肉痛
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラサービスの目的と位置付け
ユビー病気のQ&Aは、情報提供を目的としたサービスのため、医師・医療従事者等による情報提供は診療行為ではありません。
診療を必要とする場合は、医師・医療機関にご相談ください。
当サービスは、信頼性および正確な情報発信に努めますが、内容を完全に保証するものではありません。
情報に誤りがある場合は、こちらからご連絡をお願いいたします。