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筋肉痛がある時は、運動を行っても大丈夫ですか?
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
筋肉痛が治るまでは、痛みがある部位を使用する運動はできるだけ避けましょう。
解説
明らかに痛みが強い場合
明らかに強い痛みを感じている段階では、痛みがただの筋肉痛ではなく何らかの怪我によるものである可能性もあります。特に、腫れや内出血があれば注意が必要です。1~2日の休息で痛みが和らぐかを見てから運動を再開することが重要です。
痛みがいつもの筋肉痛と同程度の場合
いつもと同程度の筋肉痛を起こしている場合は、通常より少し強度を落とした運動であれば痛みが和らぐ可能性があります。痛めた筋肉のストレッチも、軽い負荷を与える1つの選択肢です。または、痛めた筋肉にはあまり負荷のかからない運動を行うことも、症状の改善に有効な場合があります。
ただし、筋肉痛を起こしている間は、筋力の低下や反応速度の低下、関節の動く範囲の低下など、普段通りには体が動かないことも多いです。無理をすると転倒などの怪我につながるおそれもあるため、運動を行う際は注意しましょう。
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(参考文献)
関連する質問
「筋肉痛」とはどのような症状ですか?
「筋肉痛」とは、運動の数時間後から数日後に筋肉に生じる痛みのことを指します。
筋肉痛の原因や考えられる病気には何がありますか?
初めて行うスポーツや、久しぶりの長時間にわたる激しい運動などが原因となります。筋肉に炎症を起こす病気が原因となる場合もあります。
筋肉痛がある場合、何科を受診したらよいですか? また、病院を受診する目安はありますか?
筋肉痛に加えて腫れや内出血がある場合、肉離れなどで治療が必要な可能性もあるため、整形外科を受診しましょう。
筋肉痛を治す、もしくは和らげるにはどうすればよいですか?
マッサージやストレッチなどの適度な運動と、湿布や飲み薬などの痛み止めの使用をうまく組み合わせましょう。
筋肉痛のセルフチェックはできますか?
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
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