虚血性心疾患になりやすい人にはどのような特徴がありますか?
喫煙者、生活習慣病がある、生活習慣が乱れている、ストレスが多いといった特徴があります。
虚血性心疾患になりやすい人の特徴としては、生活習慣病がある、高齢、喫煙、高ストレス、心臓や血管疾患の治療歴があるなどがあります。
主な特徴としては、以下のようなものがあります。
生活習慣病がある
高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病があると、動脈硬化が進行して虚血性心疾患を起こしやすくなります。
高齢者
加齢とともに、動脈硬化が進行しやすくなります。
喫煙
喫煙によって虚血性心疾患のリスクが高くなり、20本の喫煙で非喫煙者と比較すると、男性では約3~4倍、女性では約6倍程度にまで増加します。
高ストレス
過度のストレスによって、血管が縮まりやすくなる、血栓ができやすくなるといった影響により、虚血性心疾患が起こりやすくなります。
心臓や血管疾患の治療歴がある
すでに心臓や他の血管の病気の加療歴がある場合には、全身の血管の動脈硬化がある程度進行している状態であるため、心臓の血管の動脈硬化も進んでおり、虚血性心疾患のリスクとなります。
おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
(参考文献)
日本動脈硬化学会.“動脈硬化性疾患予防ガイドライン2022年版”..https://www.j-athero.org/jp/wp-content/uploads/publications/pdf/GL2022_s/jas_gl2022_3_230210.pdf,(参照 2025-05-05).
日本循環器学会ほか.“急性冠症候群ガイドライン(2018 年改訂版)”..https://www.j-circ.or.jp/cms/wp-content/uploads/2018/11/JCS2018_kimura.pdf,(参照 2025-05-05).
日本循環器学会他.“2023 年改訂版 冠動脈疾患の一次予防に関する診療ガイドライン”..https://www.j-circ.or.jp/cms/wp-content/uploads/2023/03/JCS2023_fujiyoshi.pdf,(参照 2025-05-05).
日本循環器学会他.“慢性冠動脈疾患診断ガイドライン(2018年改訂版)”..https://www.j-circ.or.jp/cms/wp-content/uploads/2018/10/JCS2018yamagishitamaki.pdf,(参照 2025-05-05).
日本循環器学会他.“冠攣縮性狭心症の診断と治療に関するガイドライン(2013年改訂版)”..https://www.j-circ.or.jp/cms/wp-content/uploads/2013/10/JCS2013_ogawah_h.pdf,(参照 2025-05-05).
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