心房細動の治療ではどのような薬を使いますか?
血液をさらさらにする薬、脈をゆっくりにする薬、心房の震えそのものをとめる薬などを用います。
心房細動の治療では、血をさらさらにする薬(抗凝固薬)や、脈が速くなりすぎないようにする薬、心房の震え自体をとめる薬などをおもに使用します。
抗凝固薬は、高血圧・心不全・脳卒中・糖尿病・高齢(65歳以上)など、血の塊ができるリスクがある人が対象になります。
脈をゆっくりにする薬は、心房細動によって脈が速くなりすぎてしまう人に用います。
心房の震えそのものをとめる薬は、心房細動になってから日が浅く、心房の震えが比較的とまりやすい人に飲んでもらいます。
おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
(参考文献)
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