巨人症の場合、主にどのような治療をしますか?

第一選択は下垂体腫瘍の摘出手術です。手術が難しい場合は、薬物療法や放射線治療を組み合わせて行います。

巨人症の治療は、過剰に分泌されている成長ホルモン(GH)の値を正常化し、異常な身体の成長を止め、合併症を防ぐことを目的として行われます。

最も一般的な治療法は、原因となっている下垂体腫瘍を直接取り除く「手術療法」です。多くの場合、鼻の穴から器具を挿入して腫瘍を摘出する「経蝶形骨洞手術」が行われます。体に傷跡が残りにくく、負担が比較的少ないのが特徴です。小児の場合、下垂体腫瘍が大きいケースも多く、蝶形骨の発達も未熟なため治療の難易度も高い点には注意が必要です。

手術で腫瘍を完全に摘出できない場合や、全身状態により手術が受けられない場合には「薬物療法」が選択されます。ソマトスタチンアナログや成長ホルモン受容体拮抗薬といった薬剤を使用し、ホルモンの分泌を抑えたり、作用をブロックしたりします。さらに、手術や薬物療法でも効果が不十分な場合には、補助的に「放射線療法」が行われることもあります。

ただし、小児では放射線治療は副作用の観点から慎重に検討が必要です。患者さんの年齢や腫瘍の大きさ、全身の状態に合わせて、これらの治療を最適に組み合わせることが重要です。

個人の見解

成人の散発例では著効するソマトスタチンアナログが、巨人症、特に AIP 変異例では効果不十分となる可能性が高く、早期からの併用療法やGH受容体拮抗薬(ペグビソマント)の導入が必要となるケースが多い

ユビーAIパートナーユビーAIパートナーに聞いてみよう

巨人症について、特に知りたいことは何ですか?

利用規約プライバシーポリシーに同意のうえ、もっとも当てはまる項目を選択してください。

関連する病気と症状

この記事をシェアする

治療が必要な患者様へのお願い

巨人症

の方は説明を必ずお読みください

こちらのQRコードを

スマーフォンのカメラで読み取ってください

疾患について分かりやすくまとまっています
1

QRコードを読み取るだけ 非接触で安心

2

一問一答なので 読むのが簡単

3

どんな治療をするべきか 納得して取り組める

公開日

最終更新日

福岡ハートネット病院、井林眼科・内科クリニック 糖尿病・内分泌科 福岡ハートネット病院 糖尿病内科部長

井林 雄太 監修

初めての方へ

ユビー病気のQ&Aとは?

現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。

病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ
無料で症状を調べる
医療AIに不調を相談

医療AIパートナー ユビー

24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです

無料で症状を調べる
症状を調べる

症状検索エンジン「ユビー」

体調に不安がある、医療機関への受診を考えている方向けに、20〜30問程度の質問に答えることで、あなたに関連性のある病名や、適切な受診先を無料で調べられます。

医療機関を探す
医療機関を探す

お近くの病院をお探しの方へ

「受診科が分からない」「どの医療機関に行ったらいいか分からない」といった悩みは、ユビーの病院検索が便利です。近所の病院も探せるので、ぜひご利用ください。

治療法を調べる
治療法を調べる

治療案内ユビー

自身の治療情報を登録することで、治療の選択肢や使っている薬についてなど、あなたの参考になりそうな治療情報を調べられる機能です。