トリプルネガティブ乳がんの再発は、いつ頃が最も多いですか?何年経てば安心できますか?
治療後2〜3年以内の再発が多いとされます。5年を過ぎると再発は少なくなり、長期的な予後は良好です。
トリプルネガティブ乳がん(TNBC)は、治療後の最初の3年以内に再発することが最も多いと報告されています。多くの研究で、再発や転移の大半が診断から2~3年以内に起こるとされています。この時期は「再発高リスク期間」と呼ばれ、定期的な検査や慎重な経過観察が特に重要です。
一方で、TNBCは5年を過ぎると再発の危険性が大きく下がる特徴があります。ホルモン受容体陽性型の乳がんでは10年以上経っても再発がみられることがありますが、TNBCでは5年を超えると再発率は非常に低く、「5年無再発」であれば比較的安心できると考えられています。つまり、治療後5年間の経過観察がTNBCでは特に重要であり、その期間を乗り越えれば長期的な予後は良好です。
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(参考文献)
Shu-Lian Wang et al.“Triple-negative or HER2-positive status predicts higher rates of locoregional recurrence in node-positive breast cancer patients after mastectomy”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/20638197/,(参照 2025-11-11).
S M Reddy et al.“Long-term survival outcomes of triple-receptor negative breast cancer survivors who are disease free at 5 years and relationship with low hormone receptor positivity”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29235566/,(参照 2025-11-11).
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公開日:
最終更新日:
東京慈恵会医科大学 総合医科学研究センター 悪性腫瘍治療研究部 腫瘍 血液内科
村橋 睦了 監修
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