全身打撲
「全身打撲」とは、交通事故や転落事故などにより全身に強い衝撃を受けた状態です。筋肉や血管だけではなく、脳や内臓の損傷の可能性がある点に注意が必要です。意識障害や呼吸困難、吐血などの危険な症状がみられた場合は救急科を受診しましょう。
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
みんなのQ&A
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全身を強く打ちつけることで、複数箇所で皮膚やその下の組織を損傷した状態を指します。
一部のスポーツや交通事故、転落事故、喧嘩など、全身に強い衝撃が加わることが原因として挙げられます。
まずRICE法で応急処置を行います。痛みや腫れが強い場合は骨折などの可能性があり、診察を受けましょう
全身の痛みに加えて、意識障害や呼吸困難、吐血・嘔吐などがあれば救急車を呼びましょう。
全身打撲が治るまでの期間は、衝撃を受けた部位や衝撃の強さ、個人の状況によって変わります。
頭部や内臓の損傷を伴うと致命傷になる可能性があるため、すぐに医療機関を受診してください。
症状について
複数箇所での痛みや腫れを生じます。意識障害や呼吸困難、吐血・嘔吐などの危険な症状に注意が必要です。
打撲をした直後から体の中では炎症が起こり、複数箇所に初期症状が見られます。
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
打撲により怪我をすると体の中で炎症反応が起こり、炎症のために痛みを感じるからです。
治りが遅い場合は、骨折や靭帯損傷といった怪我が隠れている可能性があり、早めに医療機関を受診しましょう。
骨折や靭帯損傷などが隠れていた場合、適切な処置を怠ると後遺症が残る場合があります。
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