全身打撲で内出血がなくても痛いのはなぜですか?
打撲により怪我をすると体の中で炎症反応が起こり、炎症のために痛みを感じるからです。
打撲では、衝撃によって体内で筋肉や血管が損傷します。一般的に損傷の程度は、衝撃の大きさやぶつけた場所によって変化します。
筋肉や血管といった構造物が損傷すると、損傷の程度にかかわらず、体の中で炎症反応という化学反応が起こります。この化学反応によって、「発赤(赤くなる)」「熱感(熱を持つ)」「腫脹(腫れる)」、そして「疼痛(痛み)」といった反応が体に生じます。
内出血(皮膚の下で生じた出血)は、打撲部位によって目立ちやすさが異なります。このため、打撲に伴う出血の量が少ないと、ほとんど内出血がないように見える場合があります。しかしこのような状況でも、打撲に伴い炎症反応を生じていれば、痛みを感じます。


全身打撲について、特に知りたいことは何ですか?
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山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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