全身を強く打った場合、どうすればいいですか?
全身の痛みに加えて、意識障害や呼吸困難、吐血・嘔吐などがあれば救急車を呼びましょう。
全身を強く打った場合は、打撲だけでなく、内臓の損傷や骨折など、緊急性の高い怪我が隠れている可能性があるため、迅速な対応が必要です。以下のような緊急性の高い症状があれば、無理に動かさず、すぐに救急車を呼びましょう。
これらの症状にあてはまるものがなければ、落ち着いて打撲部位の状況を把握します。安静にしていても強い痛みがある場合や、腫れや変形のため、明らかな左右差がある場合には、骨折や靭帯損傷の可能性があるため、損傷が悪化しないように整形外科で適切な処置を受ける必要があります。
病院を受診する際には、以下のような点に注意しておくと、治療がスムーズな場合があります。
- 受傷機転の把握:どのように怪我をしたか(受傷機転)という情報は、医師が診察するうえで非常に重要です。その状況を詳しく正確に伝えられるよう整理しておきましょう。
- RICE法の実施:病院へ行くまでの間、RICE法(安静、冷却、圧迫、挙上)を行って、炎症を和らげ、さらなる損傷を防ぎましょう。


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山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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