全身打撲は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?
症状によっては、消炎鎮痛剤を使用します。一般的な副作用は胃腸障害や腎機能障害です。
全身打撲のように強い衝撃を受けた場合、緊急性の高い症状(意識障害や呼吸困難、吐血など)がある場合は、すぐに救急車を呼び、専門的な治療を受けます。
それ以外の、応急処置として基本となるのがRICE法です。これは、怪我による炎症を鎮め、さらなる損傷を防ぐために行います。打撲や捻挫、骨折の疑いがある場合にも共通して使えます。
幸いにも打撲で済んでいた場合には、必要に応じて患部の固定を行ったうえで、消炎鎮痛剤の内服や外用薬を治療に用いる場合があります。
消炎鎮痛剤そのものには打撲の治療を早める効果は期待できませんが、治療が進んで痛みが改善してくるまでの間も痛みを抑えることができます。また、打撲の影響で関節や神経に炎症を生じている場合には、自然に治癒するよりも炎症が早く改善する場合もあります。
一般的に消炎鎮痛剤の副作用として、胃腸障害や腎機能障害を起こす可能性があります。喘息発作や出血が止まりにくくなるといった副作用を生じる場合もあります。これら副作用の生じやすさは薬剤の種類によって異なる場合があるため、医師や薬剤師の説明を聞いたうえで、指示された通りに内服するようにしましょう。


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山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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