コクシジオイデス症
「コクシジオイデス症」とは、土壌中の真菌コクシジオイデス(Coccidioides immitisまたはCoccidioides posadasii)に感染することで引き起こされる病気です。主にアメリカ南西部で発生し、咳、発熱、胸痛、疲労感などの症状がみられます。特に免疫力が低下している人や妊娠中の女性は重症化のリスクが高まります。1週間以上症状が続く場合や渡航歴がある場合は、感染症科または呼吸器内科を受診しましょう。
名古屋大学病院 小児がん治療センター 血液内科
秋田 直洋 監修
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コクシジオイデス症は、真菌感染による感染症で、主にアメリカ南西部で発生し、風邪に似た症状を呈します。
真菌コクシジオイデスによる感染です。この真菌は乾燥した地域の土壌に生息しており、特にアメリカ南西部のカリフォルニア州やアリゾナ州で多く見られます。
コクシジオイデス症はアメリカ南西部で多発し、日本ではまれです。渡航歴がある場合は注意し、症状が出たら医師に伝えましょう。
コクシジオイデス症の致死率は重症度や治療の早さで変わり、早期治療が重要です。
コクシジオイデス症は真菌(カビ)の胞子を吸入することで感染します。ヒトからヒトへうつることはありません。
健康な免疫機能を持つ方であれば、余命への影響はほとんどありません。
命に関わる重篤な状態になる可能性があります。疑われる場合には速やかに医療機関を受診してください。
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(参考文献)
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